海外の職場ってどんな雰囲気?イギリスから学ぶ効率的な働き方とストレスフリーな心持ち

職場の病院のイメージ図
イギリス生活
スポンサーリンク

イギリスの大学病院で働き始めた当初は、毎日がカルチャーショック!

最初は日本の職場とのギャップに「ありえない、、、。」と思うことばかりでしたが、

文化を知るごとに「このくらい気楽でいいのかも。」「何だかんだ効率的に回ってる!」と思えてきました。

今回は、イギリスのワークスタイルから学ぶ仕事の効率性とストレスフリーな働き方について私の実体験を振り返ります。

海外の職場ってどんな雰囲気?イギリスのワークスタイル

多国籍共存で色んな文化が入り混じる

イギリスは、移民大国のためさまざまな国籍・人種が共存しています。

わたしが働いていた大学病院(NHS)では、

約3割のスタッフがネイティブのイギリス人ではなく、さまざまな国のバックグラウンドを持っていました。とても多国籍な環境でした。

生まれ育った背景や文化が異なるため、価値観や考え方も多種多様。

個々を尊重し合いながら組織として機能していることに驚きと感心ばかりでした。

必要最低限でOK!余計な仕事はしない

職場の病院食の温冷配膳車
イギリスの病院食の温冷配膳車

どのバックグラウンドを持つ人も基本的に共通している考えは、仕事はシンプルに、必要最低限のことをするに尽きます。

一方、この時のわたしは、ホスピタリティの精神で「こうしてあげたほうが親切だろうな。」と思うことは律儀にプラスで行っていました。

具体的には、病院食のオーダーをとりに病室を回るとき、患者さんが写真を見ながらイメージを持って選べるよう、ひとりひとりにメニュー表を見せながら聞き取るなどです。

同僚によっては「それがあなたのやり方ね。」と放っておいてくれる人もいれば、「なんでそんな無駄な時間を費やしているの!?」と意見してくる人もいました(笑)

確かに病院の作業工程も、◯時以降はこのサービスはできない、やらないときっかりラインが設けられていました。

私が働いていた日本の職場は、患者さんファーストで、業務が多少煩雑になってもホスピタリティを重んじる文化がありましたが、

私が働いていたイギリスの職場は、省けるところは省いて余計な仕事はしない、作らないが基本でした。

たまに省きすぎているのはきっとご愛嬌なのでしょう(笑)

オン・オフがはっきり!定時きっかり

病棟表記と昼食
院内のCOSTAはいつも混雑!

仕事とプライベートの切り替えは、とてもはっきりしています。

基本的に残業は皆無で、たとえば3時間のパートタイムの場合、きっかり3時間で上がります。

時間が押している場合は、作業工程を短縮したり簡素化して時間内に終わらせるといった具合。

なんならタイムカードの前には終業時間10分前から列ができているほどです。

残業はしない、定時きっかりという潔さは見ていて気持ちがいいくらいです。

質が酷くならなければ時間重視で臨機応変にでもたいてい回るということを教わりました。

イギリスから学ぶ効率的な働き方

成果重視!経過は問わない?

私がいた職場では、やるべき仕事をこなせば、その結果に至ったやり方は細かく問われません。

ただ、業務についての研修や理解度テストなどは定期的に行われていたため、なんでもありというわけではないようです。

失礼ながら思っていたよりも、共通理解や認識は大事にしていた印象。

色んなバックグラウンドのスタッフがいるため、共通で理解しておくべきある程度の「職場の文化」は設けられているように感じました。

自分の好きなやり方でスピーディーに

マニュアルに忠実に丁寧に時間をかけてやるよりは、

自分のやり方を上手に組み立て、効率よくスピーディーに行うほうが評価される風潮にあります。

同じ業務をとっても「あの人はこうやるけど私はこうやる。あなたもやりやすいようにやればいいわ。」といった感覚。

効率的に、スピーディーに回すには、ほどよいゆるさも必要なのかもしれません。

外してはいけないポイントだけ抑える

繰り返しになりますが、働き方は何でも自由でOKというわけではありません。

要所要所でマニュアルやガイドラインは設けられており、それを基準に動くよう指示されます。

また、チームリーダーが現場に見回りにきて目に余るところはその場ですぐに指導が入ります。

つまり、外してはいけないポイントはしっかり抑える

そのうえでうまく回っているなら、細かいことはそこまで問わないということです。

イギリスの職場で感じた”ストレスフリー”な心持ち

おしゃべりしながら楽しく働く

私がイギリスの職場で働き始めて最初のカルチャーショックは、業務中のおしゃべりでした(笑)

同僚同士はもちろん、患者さんと長話していることも珍しくありません。

同僚、上司、患者さんもみんなファーストネームで呼び合い、英語は特に敬語もないため、いい意味で壁がなく打ち解けやすいです。

この点は欧米文化の素敵なところですね!

誰とでも軽い冗談を交わしながら、オン・オフを分けて効率的に働く姿から上手なワークライフバランスが感じられます。

完璧を求めすぎないメンタリティ

ストレスフリーに働くコツは、完璧を求めすぎないことでしょう。

今ある時間と状況でそれなりにやってこの成果になったのは仕方がない。

例えば、夕食に患者さんにサーブした料理がオーダーしたものと違うと患者さんの家族が後から言ってきたとします。

アレルギーなどが特にないなら、もう厨房は業務終了しているということを理由に、提供した料理を食べてもらうか、常備品のサンドイッチやデザートを食べてもらうよう頼みます。

厨房に残業して作ってもらったり、お詫びに時間をとって希望通りのものを工面したりということはしません。

どこでミスが発生したか遡ったり、該当の担当者はインシデントレポートを作成したりなどということもしません。

業務内容やミスの大きさによるのかもしれませんが、「完璧を求めすぎない」文化はあるように感じます。

休憩はティータイム

紅茶とビスケット

イギリスといえば紅茶やティータイムを重んじる文化がありますが、職場でも楽しみます。

業務の合間に10分でも時間ができたらお茶を入れ、ビスケット(クッキー)を浸して食べながら雑談に花を咲かせます。

最初は、業務の合間にこんなにゆっくりした時間を過ごしていいの?と驚きました(笑)

全員がやっているわけではないと思いますが、同席したときは小さな楽しみといった感じでほっこり気持ちがほぐれたのを思い出します。

そして何気ない紅茶とお菓子が妙に美味しく感じるんです!

忙しい職場でも気分転換の時間は確保し、ストレスフリーに働きます。

まとめ

職場の食堂の食事
スタッフや来院者が利用する食堂のランチ

イギリスから学ぶ効率的な働き方とストレスフリーな心持ちについて現地で働いていた肌感覚で解説してみました。

もちろん職種や職場によっても異なると思うので、あくまでわたしの体験談からの見解となりますが、参考にしていただければ幸いです。

振り返ってみて、日本に帰国して目まぐるしい日々を送る中で忘れていたことが思い起こされました(笑)

わたしもイギリスの職場にならい、今一度、働き方を見直してみます☆

Chie

フリーランス管理栄養士。0歳児のママ。主な仕事は特定保健指導や日英翻訳。ブログでは栄養学に基づいた健康レシピの他、海外で学んだ食文化、移住経験を発信中!

Find me !
スポンサーリンク

最新記事をメールでお知らせ!

Find me !

Comments

タイトルとURLをコピーしました